横浜の都心部みなとみらいに位置する「クランモール公園」で行われたアートイベント・コンパスヨコハマ。巨大インスタレーションや、アーティストによる作品展示のほか、ライブパフォーマンスやDJ、ワークショップやキッチンカーなど、幅広い世代が楽しみながらアートに触れる機会として、多くの人で賑わいました。tegusuではイベントの広報ビジュアルや映像、ドキュメントブックなどのデザインを行いました。
イベントのキービジュアルは、「羅針盤」や「文化の混ざり合い」といったコンセプトワードから着想を得て、3つのグラデーションパターンをデザインしました。「さまざまな方角へ向かう線の交わり」「アグレッシブに混ざり合う感性」「夜に溶けていく夕焼け」という主題をそれぞれに持たせています。ティザーチラシやドキュメントブックはグラデーションのみで構成し、リーフレットやWEBはイベントのアートディレクターである佐藤真生さんの作品「夢見る金魚」をメインに、イラストレーションを織り交ぜて展開しました。
有機的に混ざり合うグラデーションは、矢内原充志さんによるオーガンジーの生地を使った会場のファブリックにもうまく連動していました。